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食と健康社

駒沢女子大訪問 西村教授に学ぶ

*投稿のご承諾をいただいております

 

横浜からほぼ真北に走ること1時間、緑豊かな環境で広大な

駒沢女子大・短大がある。

3年後には100周年を迎えられるそうだ。横浜の国際園芸博覧会、

GREEN×EXPO開催の年だ!

 

 


 

 

▼ 中庭には池もあり、水面の緑にも癒される。

 

 

多くの棟を進み、一番奥に西村研究室がある。そのためそれぞれの

校舎を拝見できる。初々しい学生さん達が行き交い、先生がたも

すれ違うと笑顔でご挨拶してくださる。あたたかい。

 

生活習慣病は多く、お食事の種類もたくさんあるが、日ごろ

特に腎臓病食に力を入れている。

栄養士の道に戻り配属されたのが人工透析クリニック。

一つのお部屋に12名、4部屋でゆったりと寝ながら血液の不純物を

取り除いておられるお姿を拝見したときにはカルチャーショックを

受けた。こうして週に3回5時間ほど過ごしておられるのか...

 

そんなこと無いはずなのに、ベッドサイド訪問で

「いつも美味しいですよ」と笑顔で言って下さった男性患者さま、

今でも笑顔が焼きついている。

 

せめて透析中のお食事だけでも彩り華やかで美味しく召し上がって

いただきたい、心から思えた。

提供サイクルをのばすべく新メニューを立てまくった。

看護師さんがたも帰り、最寄りJR駅に着くと23時をまわる。

深夜のホームでおつかれさまです(*^^)/ と声かけあう。

調理師さん1名と共に年間休日が元日と日曜日のみで

8年間がむしゃらだった。患者様、施設様に良くしていただき、

自然とがんばれた。

 

西村先生から透析遅延回避のための食事療法のお話を伺った。

病院との連携では、食事療法を大切にされる医師もエプロンをかけ、

低たんぱく・高エネルギー・減塩のお食事を啓蒙されたそうだ。

低たんぱく食事療法パイオニアの出浦医師は、40年前に

この食事療法を考え出し、患者様とご家族のため何十年と

市民講座を開かれ、東京医科歯科大講堂で何度か拝聴した。

 

様々な職種でのチーム医療は、管理栄養士のみよりも

より良い結果が出る。各専門家のお知恵、技術が入るからだ。

医療従事者でなくてもそうである。

 

今進めていることをどのようにすれば、まとめれば良いかを

ご指導いただき大学をあとにした。希望がわいた。

あとは誠実に実践して、一人でも多くの患者様、ご家族様、

医療スタッフがたに正しくチームで広めて食生活に取入れて

いただくかだ。

西村先生、誠にありがとうございます。

 

🚗<正しいことが広まり、多くの方々が健やかでありますよう🍀

 

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