高血圧、糖尿病、糖尿病性腎症、ステージ3・4の
慢性腎臓病、人工透析、肝臓病、皆それぞれ栄養成分調整が
違う。
病気ごとにメニューを変えていたら、家庭でもお食事
作りびとが大変だし、病院では調理師さま始め
作り手さまが大変。
そこで、健康びとメニューを作り、そこから高血圧食、
糖尿病食、腎臓病食と展開していく。
【豚肉野菜炒め】
①健康保持
脂身がほど良くのった豚肩ロース 80~100g、
キャベツ、ピーマン、人参、長ねぎで100gほど、
油は多すぎず適量(大さじ1杯弱ぐらいで計量不要)、
味の素中華味(味が決まるのでお気に入り)、こしょう、
火を止めたら醤油をひと回し。
②高血圧食
①で塩分のある中華味、醤油を控えめにする。
1日6~7g以下の塩分にすると重症化を予防できる
確率が高まるので、何回か計量して目見当をつける。
肉、野菜、油は①と同じ量でok
▼ Amazonで購入しているミニ計量スプーン。
1gに対して1spoonは1g、1/2 spoonは 0.5g。
1/10spoonすり切りで 0.1gから塩が量れるのは嬉しい。
③糖尿病
②で豚肉を60~80gぐらいにする。何回か1g単位の
キッチンスケールで肉、野菜を計量すると見当がつく。
野菜、油、調味料の分量は②と同じで良い。
④糖尿病性腎症
慢性腎臓病でたんぱく質もエネルギー(カロリー)も抑えて
人工透析回避を目標とする。
豚肩ロースは30gに。野菜の分量は②と同じ。
味つけは②よりやや薄めに。
▼ ①②③⑤の豚肩ロース60gと、⑤の豚ばら30gを比べると・・
⑤CKD 慢性腎臓病
▼ たんぱく質を抑えてエネルギーを上げられる豚ばら肉 30g、
野菜は1日調理前300gぐらいを守れば、生野菜サラダ、
炒め物、煮物が楽しめる。茹でこぼし不要。
この量で野菜が70g。副菜で30gぐらい使うため。
味つけは④と同じ。
⑥人工透析
人工腎臓のダイアライザーが血液中の老廃物を取り除いてくれるので、
⑤に比べて食べられるようになる。
豚肩ロース60g、野菜の量と味つけは②と同じ。
病気ごとに合わせたお肉の部位、分量、味つけにすることで、
体調維持、進行予防が可能になってくる。
境界型糖尿病は、元の健康な身体に戻せる可能性もある。
正しいお食事が持つ力は大きい🍀
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